1日目(夜の森の桜→リフレ富岡→夜桜→宿泊)
 桜並木がきれいだよ」と親友・智美が言うので、大学の女友だち4人で春休みを利用して初めて富岡町にやって来た。やっぱ「桜と温泉」がテーマかな♪。
 最寄りの高速で、常磐自動車道の常磐富岡インターチェンジが4月14日に開通したって聞いたので、新車を買った美穂が運転して軽快にドライブ。久々に4人がそろった。
東北は遠いイメージだったけど、都内から意外に近い感じ。みんな喋りっぱなし、歌いっぱなし。窓を開けると暖かい。春はいいな。
 まずは「桜を見よ〜」って、目的地は夜の森(よのもり)公園にして、インターから東へJR夜ノ森駅方面に。公園の周りは花見客でいっぱい。駐車場がたくさんあるので、意外と簡単に駐車できた。
 東西に桜通り、南北に二中通り(八間道路)が公園を挟むようにあって、ソメイヨシノの桜並木は、どっちでも楽しめるんだね。へえ〜!、桜通りの方は明治時代に植えられた桜だって。
 桜のトンネルは、ただただ私たちを圧倒した。4人とも口を開けたまま見上げていた。
あははは。桜色の雲が空を覆ったような、トンネルの下でみんな写真を撮ってる。私たちも他の人にシャッターを押してもらった。通りの商店や公園内の露店で食べ歩き。何だか、みんな楽しくて周りの観光客を気にせず、いっぱい食べた。
 4人とも歩き疲れて、公園近くのリフレ富岡に避難。温泉だけじゃなく、フィットネスやプールもあるじゃん、すごい施設だね。保奈美が「ふぅ」っておばさんみたいで、4人とも湯船で笑った。ふやけるほど温泉を堪能!
 外に出るころは日も暮れて「まさに夜の森」。
夜も桜並木や公園を見に行く。ライトアップした桜は昼間とは表情が違う。何だか不思議な感じ。智美も初めてって言ってたけど、なんで富岡知ってたんだろ。宿泊先で問いつめてみよう。まずは夕飯を食べる所探さなきゃ。《食べる》
2日目(東京電力エネルギー館→富岡海岸→岩井戸鉱泉→帰る)
 ホテル《旅館、ホテル》で遅い朝を過ごした。夕べ、みんなでお酒の勢いで語り合った。智美は以前つきあっていた男の人がこの町の出身らしい(夕べの様子では未練はあるらしい)。
 この辺には原発があるんだってホテルの人に聞いた。そんなことから2日目は東京電力エネルギー館に行くところからスタート。館内は想像したような発電所のイメージはなく、パビリオンみたい。
来場していた他の子どもたちと一緒に映画やアトラクションを楽しむ。私たち、ほとんど子どもみたいだ。
このあと、職員さんから富岡の海やグリーンフィールド富岡岩井戸鉱泉のことを聞く。グリーンフィールドはロッジやキャンプサイトがあって、バーベキューもできるって、夏にはもってこいだね。
このあと「海が見たい」ってダダをこねたのは美穂。そういえば、近くなのに海を見てなかったね。 このまま富岡海岸に出て太平洋を臨む。海水は冷たいけど、みんな裸足になって、波打ち際で遊ぶ。さわやかな天気で気持ちがいい。「ホントにいいの」。智美のことがちょっと気がかりだ。
 海でひとしきり遊んだ私たちは、中央商店街通りを抜けて、彼がいるという場所で智美を降ろし、彼女の背中を押した。
「成果はあとで教えてね」と。
そして、私たちは岩井戸鉱泉に。山際に三軒が並んでいて、静かなところだ。のびのびとお風呂を楽しみ、旅の疲れもとれそうだった。風呂上がりには智美から携帯に連絡があるだろう。よい結果になることを期待した。 
 後で聞いたことだけど、富岡には、大倉山(おおくらさん)森林公園があって、山頂から町並みや太平洋が臨めるんだって。天気がいいとハイキングも楽しそう。森林ってマイナスイオンたっぷりで癒されそう。隣の楢葉町にはJヴィレッジがあって、3月には平山や大久保のU−23サッカー日本代表が合宿に来ていたらしい。これまでトルシエもジーコも来てたんだってね。すごいじゃん。知らなかったよ。